ニュージーランドとの交流を続けて30年
英語研修とニュージーランドライフ体験の旅20周年記念パーティ

「英語研修とニュージーランドライフ体験の旅」20周年を記念して,現地オーガナイザーLois Allredさんが中心となってアフタヌーンティパーティを開いてくださいました。Ashburton地方歴代知事やホストファミリーの方々をはじめ,約150名が集い、昔話に花が咲く、たのしいパーティとなりました。

パーティでは,Ashburton地方の小学校の子どもたちから,マオリの歌と踊り,ニュージーランドの歌のもてなしがあり,私たち日本人は“Methvenがわたしたちの第二の故郷である”という気持ちを込めて「故郷」を斉唱しました。
これまで20年という長きにわたって私たちをいつも歓待してくださったMethven,Ashburton地方のみなさまにお礼のご挨拶をしたのち,歴代知事,立案者のBarrett氏,現地コーディネータのAllred夫妻のほか,20年前の初めてのツアーのときからホストファミリーとして私たちを歓待してくださったメスベン1のお料理名人Mrs. Hobbs、7年に渡って分かりやすくすぐに役立つ英語のレッスンをしてくれたDen、そしてSouthern Cross Lodgeのオーナーとしてツアーの始まりを毎年支えてくれ、今年からは新設した語学学校Leisure Learn Englishで英語の授業も担当してくれているMerelyn、また、日本庭園の維持管理をしているMethven Gardening Club、毎年体験入校をさせていただいているMount Hutt College, Methven、 Methven消防署、Methven Communityの皆さんに、感謝の気持ちを込めて感謝状と記念品を贈りました。

Methven,Ashburtonのみなさんからも,あたたかいお祝いのお言葉をいただきました。 パーティの写真

代表田中よりMethvenのみなさんへ感謝のことば

 皆さん、20周年の記念の会に、このように大勢お集まりいただきましてありがとうございます。
 若者の英語研修とホームステイのツアーを始めてから今年で20年になりました。前身のカメラード時代から数えるとメスベンでのホームステイは28年になります。
 29年前、私が日本のスキー教師連盟総務部長としてニュージーランドスキー教師連盟の国際連盟加盟を手伝ったのをきっかけとして、ニュージーランド連盟の顧問であったMount Huttのピーター・ヨーマン社長の招待をうけて、日本から最初のスキーツアーを出したのが始まりでした。その後、ピーターを塩沢へ連れて行き、姉妹提携を両者に薦めました。
 ビル・ハート氏とアンガス・ジョンソン氏が塩沢を尋ね、姉妹提携の話しが進み、1987年にロジャー・タスカ氏が塩沢を訪問して、提携が決まりました。その際、タスカ氏に日本の若者にNZのすばらしさと、人の心の温かさに触れさせたいと依頼し、タスカ氏からヴィヴ・バレット氏とアンガス・ジョンソン氏を中心に企画したから来るようにと連絡を受け、1988年7月に最初の若者の体験ツアーを始めたのです。
 それからの20年間の思い出を語れば、一晩かかっても語りきれません。最初の年は初めの1週間ヴィヴさんがつききりでお世話をしてくださいました。そのときお世話になった参加者のひとりは今も若者の野外教育をしていますし、カメラードの野外教育リーダーとなった者もいます。その後の参加者もNZの経験がその後の人生に大きな影響を与えました。
 NZの高校に留学したものも30人います。現在も大学に4人が在学しています。今日このパーティに日本から参加したひとりは,現在日本の高校で英語教師をしています。
 これにはメスベンのホームステイ受け入れ家庭の温かい協力が大きな力になりました。これは19年前からロイス・オールレッドさんが中心になって組織してくれたおかげです。研修会の参加者は20年間で632人になりました。このうち2回参加したものが25人、3回参加者は5人います。リーダーとして参加者の面倒をみてきたものは24人いますが、このうち11人は最初この研修会に参加して、後にリーダーになったものです。
 数えてみたら、メスベンでのホームステイは15000泊を超えました。1泊ごとの皆さんとの結びつきは、皆さんの親切で、両国を結ぶ草の根活動としてしっかり根を降ろしています。これからも、こうした本当の親善が両国を結び、国際的平和の推進に役立つと思います。本当にありがとうございました。
 この20年の間、ほんとうに多くの日本の中・高校生の皆さんが、心に深く残る感動と経験を得て日本に帰っていくことができたのは、ツアーの現地責任者としてホストファミリーをまとめてくれたLoisとSelwyn Allred夫妻、このツアーの立案から関わってくださったVivさん、Taskerさんら歴代知事の皆さん、ホストファミリをはじめとして、いつもあたたかく私たちを迎え、また、力強く支えてくださったMethven、Ashburton地方のたくさんの方々のおかげと感謝しています。 

Viv Barrett(本事業立案者・元Ashburton地方議員)

 田中さんと一緒にこのツアーに携わることができて大変うれしく思います。今、この会場を見渡してみると、田中さんが初めてMethvenに来てから29年間、そして中高校生のツアーを始めてから20年の間に友情を育んできたたくさんの仲間が集まっています。
 この20年間、たくさんのすばらしい経験を共にし、おもしろいこともいろいろとありました。これからも同じような楽しい時間がたくさん持てることを期待しています。
 あなたがたくさんの子どもたち、そして、たくさんの楽しい思い出をMethvenの多くの人に届けてくれたことを、とても嬉しく思います。私自身もみなさんと一緒に過ごした一瞬一瞬を楽しみました。どうもありがとうございました。

Roger Tasker氏(元Ashburton地方知事)
田中さんと私たちは特別なつながりを築いてきました。田中さんと一緒にやってくる日本人の子どもたちにとって、NZの文化に触れることはとても貴重な体験となったと同時に、私たちにとっても有益な時間となりました。どうもありがとうございました。これから先もずっと、田中さんがMethvenに戻ってこられるのを楽しみにお待ちしています。
Geoff Geering氏(元Ashburton地方知事)
残念ながらすでに他界され、今日この日を共に迎えることができませんでしたが、Bill Hart元知事のことを忘れてはなりません。塩沢市とMethvenの姉妹都市提携に際し、重要な役割を果たしたのがBillでした。Billは、Methvenはスキーフィールドのことばかりを考えるのではなく、日本からスキー場に来る人たちとの関係を大事にしなくてはいけない、と事あるごとに言っていました。田中さんと出逢ったのはちょうどその頃でした。そうして、たくさんの日本人の方が訪れてくれるようになり、日本人の方々とMethvenとの間に、このようなすばらしい関係が築けたことは驚くべきことです。田中さん、どうもありがとうございました。
Bede O’Malley氏(現Ashburton地方知事)

 こんにちは。カメラードスキースクールそして日本・ニュージーランド文化交流協会の生徒のみなさん、Methvenを第二の故郷にしてくだってありがとうございます。先ほどの歌もすばらしかったです。そして、この20年間このツアーを支え続けたLoisさん、日本からのお客さんを温かくもてなし、すばらしい友情を育んでこられたMethvenの皆さんに、Ashburtonを代表して御礼申し上げます。
 今日御礼を言うべきなのは、Methven・Ashburtonに住む私たちの方です。田中さんはこれまでに本当にMethven、Ashburtonに多額の寄付をしてくださっています。そのひとつがMethvenの日本庭園“Garden of Harmony”です。この日本庭園は田中さんが築かれたMethvenと日本との友情を示すシンボルであり続けるでしょう。
 また、20周年を記念して原爆展を開いてくださったことは、とても勇気がありすばらしいことだと思います。先日、地方庁で退役軍人会会長らと田中さんや生徒の皆さんが一緒のときを過ごす機会がありましたが、これは私たちのこの友情が本物であることを示すものだと感じています。
 田中さん、健康には十分留意されて、これからも長くMethven、Ashburtonに足を運び続けてください。

Angus Johnson(元Ashbuton地方事務総長)
30年前、田中さんの尽力によりMethven市と塩沢市(現南魚沼市)の姉妹都市提携が締結されたときのことを懐かしく思い出します。田中さんの大きな功績が、こうして若者の文化交流の旅20周年として実を結んだことを嬉しく思います。
Don Aschen(元Ashburton地方議員)
20年前、地方議員として、また酪農農家として、田中さんと子どもたちの受け入れを楽しんできたことを思い出します。今はファームを息子に譲り、私はAshburton市内に住んでいるので子どもたちの受け入れができませんが、これからも田中さんがいらしたときにお会いできるのを楽しみにしています。