ニュージーランドとの交流基金について

1992年ニュージーランドに記録的な大雪が降り、アッシュバートン州に大被害が起きました。メスベンでも家が壊れたり、数万頭の羊が死ぬほどのかつてない大災害でした。ツアーでメスベンに行ったことのある人たちがその被害を聞き、お見舞いのカンパを集めて100万円を州知事宛に贈りました。

アッシュバートン州は議会で審議した結果、副知事から丁重な礼状とともに、議会の意向として「災害復旧については、政府の補助を受けて自力で行うので、カメラードの皆さんからのお見舞金は今後のニュージーランドとの親善に役立てたいと思いますが、認めていただけますか」と文章が届き、同意したところ「交流協会と直接触れ合いのあるメスベン市にお金を渡します。具体的な使い道についてはメスベン市と話し合ってください」との連絡がありました。

メスベン市議会は「日本ニュージーランド文化交流基金(Cultural Exchange Fund: New Zealand-Japan)」と名づけ、市長と現地受け入れ責任者であるLois Allredさんとの連名で銀行口座を開き、議会の決定を受け二人の署名があった時のみ使用する。また、使途についてはその都度協会に報告すると決めました。

1993年にMethven Highschool(現Mount Hutt College, Methven)のプールの底に危険防止のためスポンジを敷くこと、メスベンレスキュー隊のテントを新調することに使用し、当交流基金からの寄付であることが明記されました。その他日本語成績優秀者奨学金や文化交流事業の一部補助などに使われています。

現在も皆さんからいただいたカンパは、毎年8月のツアーフェアウェルパーティの席上で贈呈しています。州知事や市長からは、毎回感謝の言葉とともに「両国の一層の親善と青年たちの友情を深めるために有効に使わせていただく」と挨拶されています。

また、現地では毎年レスキュー隊によるエブセーリングとバーベキュー、消防署見学、学校体験入学、マオリハンギ等をすべてボランティアで提供していただいています。皆様のご理解、ご協力のおかげで、この交流基金は両国の親善と理解の「一粒の麦」となっています。

交流基金主要支出先

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