ニュージーランドとの交流を続けて30年

クライストチャーチ義援金
に関するご報告

2011年2月22日午後12時51分(日本時間午前8時51分),クライストチャーチ西南方近郊を震源とするM6.3の大地震が発生しました。当協会ではクライストチャーチを支援するため,義援金の募集を行い,4月7日現在1,514,420円の義援金を皆さまよりお寄せいただきました。皆様のご協力に心より御礼申し上げます。

皆さまよりいただいた募金のうち,第1次便として629,000円日本・ニュージーランド文化交流基金の活動を共に行っているMethven Communityに,280,000円を寄付依頼のあったコロマンデル語学学校へと送り,クライストチャーチ大地震による被害の救援・支援に役立てていただきました。残額もクライストチャーチ市に届ける予定でしたが,ニュージーランドの方から残額は東日本大震災の被災者の皆様の救援金として使ってくださいという温かいお申し出があり,残額はすべて東日本大震災救援金とさせていただきました。

メスベンの方からは「日本での原発事故が危険な場合は,いつでもメスベンで受け入れるので来てください」との連絡も頂いています。クライストチャーチの大地震では,同じカンタベリー地方にありながら被害のなかったメスベンも救援・支援に大きな役割を果たしてきたようです。メスベンの消防隊もクライストチャーチの救援・復旧作業に参加していました。地震発生からしばらくは,メスベン内のホテルや個人宅などには被災者をはじめ,各国の救援隊や日本人をはじめとする外国人犠牲者のご家族,報道陣などが多く宿泊し,タウンホールでは地域の方々がボランティアで食事を提供されていたそうです。

同じ時期に大きな災害にみまわれたニュージーランドと日本は今,「Kia Kaha(マオリ語:強くあれ)」「がんばろう日本」を合言葉に,復興に向けた道のりを歩み始めました。決して楽ではない日々を重ねていく上で、両国が絆で結ばれ、励ましえることは大きな意味をもつはずです。クライストチャーチと東日本が,共に力強く復興できる日まで、両国とつながりのある私たちにできることを考え、行動を続けていく所存です。

日本・ニュージーランド文化交流協会
田中  昇
リーダー一同